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さわやかせっこうボード

  • GB-R-Hc、GB-D-Hc
  • 調湿ボード

優れた調湿機能を持つ稚内珪藻土を添加した、
吸放湿せっこうボードです。

さわやかせっこうボード
  1. 特 長1

    調湿性

  2. 特 長2

    防火性

  3. 特 長3

    遮音性

ラインナップ

さわやかせっこうボード 厚さ:9.5mm(準不燃材料) 認定番号:QM-0977(2)  
さわやかせっこうボード 厚さ:12.5mm(不燃材料) 認定番号:NM-5058(2)  
さわやか押入れボード 厚さ:9.5mm(準不燃材料) 認定番号:QM-0977(1) さわやかせっこうボードに化粧仕上げを施しました。
さわやか押入れボード 厚さ:12.5mm(不燃材料) 認定番号:NM-5058(1) さわやかせっこうボードに化粧仕上げを施しました。
さわやかFCボード 厚さ:9.5mm(準不燃材料) 認定番号:QM-0977(2) さわやかせっこうボードにホルムアルデヒド吸着機能を追加しました。
さわやかFCボード 厚さ:12.5mm(不燃材料) 認定番号:NM-5058(2) さわやかせっこうボードにホルムアルデヒド吸着機能を追加しました。
さらりウォール

下記よりカタログ等の詳細情報をご覧いただけます(外部サイトが立ち上がります)。

さらりウォール特設サイト

さらりウォール受賞歴

キッズデザイン賞 2020年度受賞

【審査委員コメント】
調湿機能の向上により、一度施工すれば何回も塗装でき、子どもが汚しても壁紙を張り替えずにメンテナンスが可能という利便性はありがたい。室内のホルムアルデヒド対策や衛生面的にも有効な素材を採用している。子どもとDIYを楽しめる壁という提案も面白い。

グッドデザイン賞 2020年度受賞

【審査委員コメント】
表面に施された水性塗料のマットな仕上がりが壁紙そのものの質感とメンテナンス性を高めている点が評価された。下地の「さわやかFCボード」を組み合わせることで生まれる調湿機能とホルムアルデヒド吸着分解機能もこの内装材の価値を高め、暮らしに配慮がなされた良い商品である。

さわやかせっこうボードの総合カタログ掲載情報をご覧いただけます。


PDFファイルが正しく表示されない場合は、
こちらをご覧ください。

防火材料認定書、SDSはこちらからダウンロードできます。
注)SDSのダウンロードにはお客様情報の入力が必要となります。

よくあるご質問

  • Q

    従来のせっこうボードと比べてどこが違うのですか?

    A

    稚内珪藻土を含むせっこうボードです。この稚内珪藻土が湿気を吸ったり吐いたりしてお部屋を快適な湿度に調節します。

  • Q

    他の性能は、従来のせっこうボードと同じですか?

    A

    強度、不燃性、寸法安定性、施工容易性など、せっこうボードの優れた性能は全て同じです。

  • Q

    仕上げに塩ビ壁紙を使っても効果はあるのですか?

    A

    塩ビ壁紙に限らず通気性が悪い仕上げ材はバリア層になってしまうために、効能が薄れてしまいます。仕上げには通気性の良い材料を使って、その性能を最大限にご活用ください。

  • Q

    調湿の効能は何ですか?

    A

    湿気は不快感を与えるだけでなく、健康維持にも関わっています。過乾燥雰囲気での咽頭粘膜の炎症、高温多湿でのカビ胞子やダニによるアレルギー疾患などが代表的な事例です。住空間の調湿によって、これらの極端な湿度状態を抑え、快適な環境を保つことができます。但し、オールマイティーではありません。速やかな除湿効果を期待されるのであれば、機械換気やエアコンが適しています。また、絶えず高温になる条件では、「吸湿一方通行」になりますので、放湿を促すような通気処理を施してください。

  • Q

    調湿効果に期限はありますか?

    A

    期限はありません。調湿機能は半永久的に持続します。しかしながら、稚内珪藻土が湿気飽和状態では、吸湿しませんし、湿気を含まないカラカラの状態では放湿しません。これらの状態では、調湿機能は発揮されません。

  • Q

    珪藻土とは何ですか?

    A

    藻類が海底や湖底に長年にわたって沈積し、体内の原形質が分解し、珪酸質を主体にした遺殻から成る堆積岩です。この珪藻土が持つ調湿機能は、珪殻にある無数の孔によるものだと言われています。稚内珪藻土は一般の珪藻土とは構造が異なり、より優れた調湿機能を発揮します。

  • Q

    珪藻土は安全ですか?

    A

    毒性はありません。誤って口に入れたり飲んでしまっても、化学的、熱的に安定した物質なので体内で溶けることはありませんが、万一口に入った場合は吐き出すなどの処置が必要です。

  • Q

    多孔質構造とは何ですか?

    A

    珪藻土を電子顕微鏡で見ると、表面に無数の孔を見つけることができます。これを「多孔質構造」と呼んでいます。通常の珪藻土にはμm:マイクロメートル(10マイナス6乗mm)単位の孔が開いていますが、稚内珪藻土には、nm:ナノメートル(10マイナス9乗mm)単位のより細かい孔が開いています。この稚内珪藻土の細孔径は、湿気の出入りに適した条件だといわれています。

  • Q

    なぜ珪藻土は吸放湿するのですか?

    A

    吸脱着作用の基本は毛細管現象です。周囲の湿度が高くなる、即ち空気の水蒸気分圧が高くなると、空気中の水蒸気が細孔へ吸着されます。一方、湿度が低くなる、即ち水蒸気分圧が低くなると、細孔から空気中に水蒸気が拡散されます。一般の珪藻土よりも稚内珪藻土が吸放湿性能に優れる理由は、この水蒸気吸脱着に適した2.5~5.0nmの細孔径にあります。

  • Q

    結露部位に施工すると、結露は解消されますか?

    A

    結露部位だけでなくなるべく広い面積に施工して頂き、お部屋全体の湿度を下げて結露を緩和するような使い方をお薦めします。また、結露は低温部位と高湿度が原因で発生すると考えられます。なるべくこのような状況を作らないことも、結露対策として有効です。

  • Q

    稚内珪藻土は、他の珪藻土と比べて何が違うのですか?

    A

    珪藻土には非常に細かい孔(細孔)があり、この細孔を利用して湿度をコントロールしています。さわやかせっこうボードなどに使用している稚内珪藻土(稚内層珪藻頁岩)は、一般的な珪藻土と比べて細孔の容積※が大きいため、3倍以上の放吸湿性能を発揮します。
    ※.湿気を貯める入れ物の大きさとお考えください。大きい方がより湿気を貯めることが出来ます。

  • Q

    せっこうボードに漆喰などの塗り壁材を塗るときに注意することはありますか?

    A

    漆喰などのアルカリ性が強い塗り壁材を、せっこうボードの上に下地調整(下地への吸水調整:シーラー塗布)をしないまま直接塗ったり、或いは下地調整が不十分なまま塗ってしまうと、せっこうボード表面紙の劣化、塗り壁材の変色、或いは石膏とせっこうボード表面紙の剥離が起こる場合があります。
    そのため、せっこうボードに漆喰などの塗り壁材を塗るときには、必ず下地調整を施してください。
    下地調整にあたっては、使用する塗り壁材に適した下地調整材を塗り壁材メーカーにご確認ください。また、事前に試し塗りを行い、せっこうボード表面紙の剥離や塗り壁材の変色等がないことをご確認の上、実際の施工にあたってください。
    塗り壁材の施工が原因で不具合が生じても弊社は一切の責任を負いかねます。

  • Q

    厚手化とは何ですか?

    A

    一般的に使用されるせっこうボードを 9.5mm→12.5mm、12.5mm→15mm と厚くすることで、より性能を高めることです。

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